E&Wによる節水/節湯対策プロジェクト

全国 /︎ 日本全国
活動の背景と目的
本取り組みの背景には、世界的な水資源不足の深刻化と、企業に求められる脱炭素対応の高度化があります。人口増加や気候変動に加え、AIの普及によるデータセンター増設などにより、水需要は急激に拡大し、淡水資源の逼迫が社会課題となっています。一方で、従来のカーボンクレジットは再生可能エネルギーや森林分野が中心であり、事業所における日常的な節水行動は十分に環境価値として評価されてきませんでした。特に民間施設の節水・節湯は制度上の対象外となるケースも多く、新たな評価手法の確立が求められていました。
こうした課題を踏まえ、本活動の目的は、事業所における節水・節湯の取り組みをCO2削減量として可視化し、ボランタリーカーボンクレジットとして創出・流通させる仕組みを構築することです。これにより、水の保全と脱炭素を同時に実現するとともに、企業の新たな環境価値創出と収益化を可能にします。また、日本発の水消費マネジメントモデルとして国際展開を見据え、世界的な水問題と気候変動対策の両立に貢献することを目指しています。
脱炭素への貢献
本プロジェクトのコアとなる脱炭素への貢献は、事業所における「節水・節湯」によって、水の使用に伴うエネルギー消費を削減し、間接的にGHG(温室効果ガス)排出量を低減する点にあります。水の取水・送水・加熱・排水処理といった一連のプロセスでは多くのエネルギーが使用されており、その削減が脱炭素に直結します。
●GHG削減効果: 本プロジェクトでは、8施設合計で316tCO2eの削減を実現しており、個別施設においても継続的な削減効果が見込まれます。これは従来見過ごされてきた「水使用」に紐づく排出削減を可視化した成果です。
●節水・節湯技術によるエネルギー最適化: 節水装置の導入により使用水量を削減することで、給湯に必要な熱エネルギーや上下水道に伴う電力消費を同時に低減します。これにより、日常運用の中で無理なくエネルギー使用量を削減することが可能となります。
●排出量削減の仕組み: ベースライン(導入前)では、水使用に伴い発生する給湯エネルギーや上下水処理における電力由来のCO2排出が存在していましたが、プロジェクト実施後は水使用量の削減によりこれらのエネルギー需要が低下し、結果として排出量が削減されます。設備導入後も、効率的な運用やデータ管理を通じて、継続的に環境負荷低減を図っています。
SDGsへの貢献度
●水資源の有効活用と地域環境の保全に貢献します。節水・節湯の推進により地域の水需要を抑制し、水不足リスクの緩和や河川・生態系の保全につながります。あわせて、水使用量の削減に伴うエネルギー消費の低減により、持続可能な資源利用の実現に寄与します。
●事業活動と脱炭素を両立する新たな経済価値を創出します。節水によるCO2削減効果をカーボンクレジットとして可視化・収益化することで、企業のサステナビリティ経営を後押しします。特に水多消費産業においては、事業活動に伴うScope1・Scope2排出量の削減に寄与し、企業の脱炭素経営を支援します。また、サプライチェーン全体で取り組む場合には、Scope3排出量削減への貢献も期待できます。
●社会貢献と普及啓発を通じた持続可能な社会形成に貢献します。節水器具の普及や啓発活動に加え、創出されたクレジットを原資とした寄付などを通じて、環境保全活動や地域社会への還元を行います。今後は本スキームを国内外へ展開し、水問題と気候変動という複合課題の解決に寄与することで、持続可能な社会の実現を目指します。
プロジェクトの全景・遠景
プロジェクト実施者・仲間の写真
プロジェクトタイプ
ボランタリークレジット (EARTHSTORY)
脱炭素活動
エネルギー(省エネ)
活動開始年
2023年
法人名
株式会社アースアンドウォーター
認証ステータス
認証済み
認証申請ステータス
認証済み
認証期間
2023年04月01日 〜 2026年01月31日
クレジット累積発行量(tCO2e)
316
マッチング情報

マッチングの希望タイプ
複数社へ分割販売契約
マッチングの希望相手
不問
販売可能量(tCO2e)
316
取引可能時期
要相談
購入申し込み